Zリフレクト

Zリフレクトは地上でレバー4+Sボタンで発動。1~22Fまで判定のある当身技です。
コマンドを入力すると各キャラ独自のモーションで相手の攻撃を払い除けます。
発生してしまえば上中下段すべての打撃と飛び道具に対して有効ですが、ドラゴンラッシュやコマ投げには無効。

フリーザには天津飯のどどん波アシストをガード後にZリフレクトを繰り出すよう設定しています。

打撃にZリフレクトが成功した場合は相手を押し返して距離を離すことができます。飛び道具に対しては押し返す効果はありませんが、削りダメージが発生せずゲージを稼げます。
弱いタイプの気弾(例:超サイヤ人悟空のS)にはガードキャンセルZリフレクトが可能。

フリーザが悟空の気弾をガーキャンしてZリフレクトしています。
Zリフレクトが成功すると硬直をZリフレクトでキャンセルすることができるため、連続エネルギー弾に対してもレバー4+Sボタン連打ですべて弾くことができます。

発生さえすれば中段も下段も跳ね返せるため強力な防御システムですが、レバー4+Sボタンというコマンドのため立ちガードを経由してしまう欠点があります。
このゲームのシステムとして連続ガード中でも立ちガードに対する下段、しゃがみガードに対する中段は有効(連続ガードについてのページを御覧ください)。
そのため相手の攻撃ガード中に割り込みで出そうと思った場合、相手の下段を食らってしまうリスクがあります。
割り込みに使う場合は相手がZコンボ(チェーンコンボ)で下段を出し終わっているかどうかの確認が重要です。

コマンド成立後1Fから当身判定が発生するため、リバーサル(起き上がり等で動けるようになってから最速で行動すること)でZリフレクトを出せば下段をもらう心配はありませんがドラゴンラッシュは通してしまいます。
また当身判定後に17Fの硬直があるため、Zリフレクト読みで様子見されると硬直を狩られる恐れがあります。

フリーザには起き上がりリバサでZリフレクトを出すよう設定。中段や下段は返していますが、Zリフレクトを空振ったところに攻撃が刺さっています。

このようにリスクもありますが強力なシステムであることは間違いありません。
リバサZリフレクトや割り込みZリフレクトを見せることで相手に攻めを躊躇させて様子見を増やすことが可能なので、初見の相手には体力に余裕のある序盤のうちにZリフレクトを多用し、中盤以降は使わないといった戦法も有効です。

☆Zリフレクトの有効な使い方

Zリフレクトで相手の打撃を跳ね返せた場合、相手と距離を離せます。
相手がその後の攻撃を入れ込んでいた場合、中距離で相手が空振りしている状況になるので、リーチの長い技や発生の早い突進技で差し返すことができます。
以下の動画をご覧ください。

超サイヤ人悟空で起き上がりに相手の攻撃をZリフレクトした後、ダッシュ2Mで差し返しています。


ベジットのように2Mがスライディングタイプのキャラならリフレクトから直で2Mを出しても届きます。


16号のように5Hが長いキャラなら5H始動も。

逆にオフェンス側がリーチの長い通常技を持っている場合、Zリフレクトを複数回連続で行う必要があります。

このようにZリフレクト1回のみだと次の技を食らってしまう恐れが。
ヒットやセル等が該当するのでキャラ対策として覚えておきましょう。

☆Zリフレクト対策

自分がオフェンス側だった場合のZリフレクト対策について。
まず割り込みを狙う相手には下段が有効です。

このようにZリフレクト入力を連打していると足元がお留守になってしまいます。
下段が豊富なキャラはこういう時便利です。

起き攻めで相手がZリフレクトを使いそうだと思った場合はドラゴンラッシュを重ねるか、様子見して硬直を狩りましょう。


ちなみに、Zリフレクトはスパーキング発動時の衝撃波は防げません。
Zリフレクトが成功し相手の攻撃を弾くモーション中でもこの衝撃波は通るので、持続の長いアシストを置いておけば拾い直してコンボにいけます。

スパーキング衝撃波始動だとコンボ補正が重いためあまりダメージが伸びませんが、覚えておけば役に立つ時が来るかもしれません。